上海は、食の魅力が詰まった街。高級レストランも多いですが、地元で愛されるB級グルメこそが、本当の上海の味を知る鍵です。本記事では、観光客にも地元民にも支持される「安くて美味しいB級グルメ」を厳選し、5つの名物とおすすめのお店を紹介します。お財布に優しい価格で、心もお腹も満たされる上海のグルメを体験してみてください!
小籠包(シャオロンバオ)
上海を代表するグルメといえば、小籠包。薄い皮の中にスープと肉餡が詰まっており、一口食べるとジュワッと広がる旨味がたまりません。
おすすめの店:佳家湯包(ジャージャータンバオ)
上海で最も人気の高い小籠包専門店の一つ。特に「蟹粉小籠包(蟹味噌入り小籠包)」が名物で、濃厚な味わいが特徴です。価格は8個で15~20元程度とリーズナブル。行列が絶えませんが、並ぶ価値ありです。
ポイント
レンゲに乗せてスープを少しずつ味わいながら食べるのがコツ。辛いタレも置いてあるので、お好みで加えてみてください。
生煎包(シェンジェンバオ)
生煎包は、上海発祥の焼き小籠包ともいえる一品。カリカリに焼き上げられた底の食感と、ジューシーな肉汁が特徴。手軽に食べられるので、小腹が空いた時にぴったりです。
おすすめの店:大壶春(ダーフーチュン)
上海で地元民に長く愛される生煎包の老舗。生地の厚みと肉餡のバランスが絶妙で、しっかりとした食べ応えがあります。4個で10~15元程度とお手頃価格。
注意点
中のスープが非常に熱いので、少し冷ましてから食べましょう。焼き目の香ばしさが口いっぱいに広がります。
葱油拌面(ツォンヨウバンミエン)
シンプルながら深い味わいが楽しめる葱油拌面。香ばしいネギ油と特製の醤油ダレを絡めた麺料理は、一度食べたらやみつきになります。
おすすめの店:海金滋(ハイジンズー)
地元民にも観光客にも人気の葱油拌面専門店。独自ブレンドのタレと新鮮なネギが絶品で、価格は15元前後。追加トッピングで卵や肉を乗せることも可能です。
コツ
麺にタレをしっかり絡めてから食べるのがポイント。トッピングを組み合わせることで、さらに満足感のある一皿に仕上がります。
蟹黄湯包(シエホアンタンバオ)
蟹味噌がたっぷり入ったスープ饅頭「蟹黄湯包」は、上海ならではの贅沢なB級グルメです。一つひとつが大きめで、スープの旨味が濃厚。特別感のある一品です。
おすすめの店:富春小籠(フーチュンシャオロン)
老舗の人気店で、蟹黄湯包が絶品。蟹味噌のコク深いスープともちもちの皮が魅力です。1個25元前後で、特別な日のランチにもおすすめ。
ポイント
ストローが付いてくるので、まずはスープを吸って味わいましょう。最後に皮と餡を一緒に食べると、全体のバランスが楽しめます。
上海焼きそば(上海炒麺)
上海風の焼きそばは、濃厚な醤油味とモチモチの太麺が特徴。野菜や肉がたっぷり入り、ボリューム満点のB級グルメです。地元の食堂で気軽に食べられるのが魅力。
おすすめの店:老吉士(ラオジーシー)
地元の庶民派食堂で、昔ながらの上海焼きそばが楽しめます。特製醤油と新鮮な具材が絡む一皿は、家庭的な味わいでどこかホッとする美味しさ。価格は20~30元程度。
注意点
お店によって具材が異なるので、お気に入りの組み合わせを見つける楽しみもあります。地元の人におすすめを聞いてみるのも良いでしょう。
上海B級グルメを楽しむためのヒント
① 朝の時間帯を狙う
多くのB級グルメは朝食として提供されることが多いため、午前中に訪れると新鮮で美味しい料理を楽しめます。
② 地元の屋台を探す
観光地から少し離れたエリアの屋台は、安くて美味しいB級グルメが見つかる宝庫。清潔感がある屋台を選ぶのがポイントです。
③ 現金よりもQRコード決済を活用
現地ではWeChat PayやAlipayなどのQRコード決済が主流です。現金よりもスムーズに購入できるので、事前に準備しておくと便利です。
まとめ
上海のB級グルメは、地元の人々の生活に根付いた親しみやすい味ばかり。本記事で紹介した5つはどれもリーズナブルで、初めての方でも気軽に挑戦できるものです。ぜひ上海を訪れた際には、これらのグルメを試してみてください。美味しい料理を通して、上海の文化や魅力を存分に味わう旅になることでしょう!